つながる豊かさを届ける
コンシェルジュ
今日、スマートフォンは、電話やメール、SNS、Webサイトの閲覧、写真や動画撮影、ゲーム、音楽・動画視聴、地図アプリ、キャッシュレス決済など、コミュニケーションからエンターテイメント、情報収集、さらには仕事にまで幅広く活用できます。その用途の広さが利用者数と利用頻度を高め、私たちの生活に欠かせないアイテムとなっています。
モバイル通信市場は、成熟期を迎え今後衰退期へと向かっていく、そんな声を裏付けるかのように、2022年5月NTTドコモは2025年度頃までにドコモショップの3割約700店舗を統廃合すると発表しました。端末の買い替えサイクルの長期化やオンライン手続きの増加を背景にしたものでした。
しかし、現状はといえば、端末の買い替えサイクルの長期化は止まる兆しを見せ始め、オンライン手続きは当時の想定ほど進んでいません。結果として、NTTドコモは、1割強のドコモショップを統廃合したものの、顧客接点としてのドコモショップの価値を見直し、代理店や販売員への手数料・支援も改善しています。次々と新しいサービスや料金プランが登場するモバイル通信の市場で幅広い利用者を抱える中、オンライン手続きがドコモショップ販売員の接客に、簡単には置き換われないことを示す結果になった、ともいえるのではないでしょうか。
アイコミュニケーション株式会社
代表取締役 兼 社長執行役員
こうして携帯販売代理店の悲観的将来予測は、再考される局面を迎えています。国内人口をはるかに超える契約数を持ち、生活の中心アイテムとして肌身離さず携帯し、常に新しいサービスが登場してくる、そんな恵まれたアイテムを持つ業界は周りを見回してみても、容易に見つかりません。しかも、近未来の2030年以降には次世代通信サービス6Gの開始が予定されているのです。
6G通信サービスでは、人間の反射神経より早い通信スピードで陸空海とエリアフリーになり、低消費電力で1ヵ月近く充電不要という世界が訪れます。そうした通信サービスは、人間拡張といわれる技術革新をもたらします。
人間拡張とは、AIやIoTなどを活用して、人間の身体能力や知覚、認知能力などを拡張する技術です。義足、パワーアシストなどの身体拡張、AIを利用した記憶チップ、学習支援ツールなどの認知能力の拡張、遠隔手術、テレプレゼンス技術などの存在の拡張、そしてスマートグラス、補聴器などの知覚の拡張と、様々な分野で社会課題の解決に貢献してくれます。
こうした社会課題を解決するイノベーションが近未来に起こる業界が、果たして衰退期を迎えているのでしょうか。また、そのイノベーションのナビゲート役がオンライン上のアバターでも、利用者は満足されるのでしょうか。
当社は、携帯販売代理店事業の将来を決して悲観していません。むしろ人間拡張の時代には、グループ会社が行う眼鏡小売事業とのシナジー効果を発揮して、スマートグラスをモバイルデバイスとして快適に利用できるよう、ビジョンケアの観点から視力補正やフィッティングなどを通じて、当社ならではの強みを社会貢献に結びつける日を楽しみにしています。
進展する技術を取り入れながらオープン・イノベーションに取り組み、ホスピタリティ(お客様への心地よさの提供)とコンサルティング(お客様が抱える課題の解決策の提案)という体験型の価値を提供し、お客様や通信事業者から支持されるように邁進してまいります。